- 2010-08-01 (日) 20:00
- Android
Desireをroot化しようとして、自分の環境ではメジャーなgoldcardを使った手法が使えないと判明。
途方に暮れていたところへ、unrevoked3というroot化ツールがあるというので、使ったところroot化完了!
ハマったところの整理と、巷の情報が古かったり、今後はDesireの在庫が潤沢になると思うので、これからroot化する誰かのためになれば、これ幸い。
goldcardが作れない
まず、Desireをroot化するには、goldcardという特殊なSDカードを使った手法がメジャーです。この手法は、goldcardの一部を強引に書き換え、root化できるROMイメージを書き込んでしまおうというもの。
SoftBankのDesire(X06HT)であれば、添付のKingston製SDカードで問題なくroot化できるようなのですが、SDカードによってはgoldcardが作れない(Sandisk製SDカードで報告が多い)など、相性問題があるのでした。
そして、自分はSIMフリーDesireの輸入組、添付のSAMSUNG 4GB SDHCカードでは、見事に相性問題でgoldcardが作れません。ダメもとで、ドコモ携帯で使っていたADATA 2GB SDカードでもNGでした。
安い2GBくらいのKingston製SDHCカードでも購入しないといけないのか・・・と、その時、検索で見つけたのがunrevoked3。goldcardなしでroot化できるuberなツールでした。
unrevoked3も動かない
unrevoked3は、以下からダウンロードできます。
unrevoked3 recovery reflash tool, v3.1
いきなり、ROMをインストールするのではなく、ClockworkMod Recoveryというリカバリーツールをインストールするから、後から好きなROMをインストールしてね♪というポリシーのツールです。
ところが、Windows版をダウンロード、実行してみたものの、BOOT画面まで進んで、そこから全然進まなくなりました。
試行錯誤した結果、HTC Syncがインストールされていると正常に動作しないことが判明。どうやら、HTC SyncといっしょにインストールされるUSB Driverとの相性が悪く、少なくともroot化するまではHTC Syncは、アンインストールしておく必要があります。
unrevoked3を使ったroot化手順
前置きが長くなりましたが、root化手順を説明します。
- HTC Syncをアンインストールする(インストールされていれば)
- HTC Driver Installerをアンインストールする(インストールされていれば)
- DesireのハードウェアIDを確認する
デバイスマネージャーを開き、!マークのついているADBアイコンを右クリック、プロパティを選択
- ADBのプロパティが表示されるので、詳細タブのプルダウンメニューからハードウェアIDを選択。短いほうの文字列をコピペってメモしておく
- Android USB Driverをダウンロードする
- android-usb-driver.zipを解凍し、android_winusb.infをテキストエディタで編集する
- [Google.NTx86] セクションの最初に、3行追加する
4.でメモした文字列を %CompositeAdbInterface% の値に記入、文字列の&以降を削除した文字列を %SingleAdbInterface% の値に記入[Google.NTx86] ; HTC Desire %SingleAdbInterface% = USB_Install, USB\VID_0BB4&PID_0C87 %CompositeAdbInterface% = USB_Install, USB\VID_0BB4&PID_0C87MI_01
- [Google.NTamd64] セクションの最初に、3行追加する。
値は7.で設定したのと同じ[Google.NTamd64] ; HTC Desire %SingleAdbInterface% = USB_Install, USB\VID_0BB4&PID_0C87 %CompositeAdbInterface% = USB_Install, USB\VID_0BB4&PID_0C87&MI_01
- デバイスマネージャーからADBを右クリック、ドライバーソフトウェアの更新、コンピューターを参照してドライバーソフトウェアを検索の順にクリック、参照ボタンで、さきほど編集したandroid_winusb.infのあるディレクトリを選択、次へをクリック
- 署名がないと警告ダイアログが表示されるが、そのままインストールを続行。成功すると、Android Phoneと認識されます
- USBケーブルを抜き、もう一度挿し直す
- unrevoked3をダウンロードする
- 解凍し、reflasher.exeを起動、2~3分で完了。完了するとDoneと表示されます
ClockworkMod Recoveryを確認する
念のため、リカバリーモードにして、ClockworkMod Recoveryが起動するか確認します。
- 電源ボタンを長押しし、電源をオフ
- ボリュームの-ボタンを押したまま、電源ボタンを押し続ける
- HBOOTメニューが表示されるので、ボリュームボタンでRECOVERYを選択、電源ボタンを押す
- ClockworkMod Recoveryメニューが表示されればOK
あとは、好きなROMのzipファイルを適用するなり、ご自由に♪
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- ****** 18-12-19 (水) 12:05
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