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レビュー

「RME Fireface UC」 vs 「ONKYO SE-U55SX」

オーディオさて、Fireface UCのセットアップも終わり、一週間ほど聴き込んでいる。

この半年以上、腰を据えてオーディオを聴いているのは久しぶりで、音楽を聴くのが楽しい盛りw

乗り換え元のSE-U55SXとの違いも見えてきて、そろそろエントリーとしてまとめてみようと思う。

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RME Fireface UCで楽しむPCオーディオ

Fireface UC

(前回までのあらすじ)

ONKYOのSE-U55SXのプチノイズ問題に悩み、結局、問題をなかったことにするため、PCオーディオの定番、RME Fireface UCを購入。

果たして、プチノイズ問題は解決できるのか?

そして、Fireface UCの実力は?

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HALO

Review  

HALO
兵共がHALOの跡
 



quote from
package
Xbox 

Microsoft
¥6,800

Aug.7.2002

number #1

ちょうどここ、ゲームのキモチを開設した頃というのは、稚拙ながらもそれなりにレビューを書き、CGIとかSSIでシステム増築を行い「ゲーム豆単」や、果ては「DQ7伝説」などバリバリと更新していて、とにかくイキオイだけはあったんだよね。

それがもうこの昨今、昔からのお客様には噴飯物の更新状況となっていたりして、ついに「ほぼ日記」が「週間日記」に成り果てたりする事態も発生して、いかにもフェードアウトしてそのまま消滅するサイトの典型みたくなってしまったりして。

それでもゲームだけはプレイし続けていて、やっぱりこれは書いておかないとね、なんちて思ったりするゲームも多くて、その中の一つが今回お送りするXboxのHALOで、今回はボクちん的Xboxプレイ風景におつきあい願おうって訳です。あ、つきあうってゆっても結婚前提とかじゃないので安心してね。

さて、日記やら他のレビューでも書きましたが、ボクちんはXboxを予約までして当日ゲット、そのままたっぷりすぎる重量感の巨体を会社に持ち込んで好評だか不評だかとにかく注目だけは集めてしまったりして、こうしてボクちんのXboxライフが始まったのでした。

今にして思えば、いくら今までのコンソールプラットフォームがことごとくローンチ時のタイトル不足によるスタートダッシュに失敗しているからといって、ローンチ時「のみ」にタイトルを集中させすぎてしまい、ローンチ後のタイトルが大宇宙に広がるヴォイド空間のごとくスカスカのテイタラクで、本体が値下げされたにも関わらずボクちんは誰一人としてXboxを購入する人を見たことがないとゆうクリティカルな状況にするこたぁないだろと思わなくもないですが、発売後はそれなりにときめいたものでした。

ボクちんが購入したローンチタイトルは「Dead or Alive3」「AirForce Delta2」「PROJECT GOTHAM」の3本。それぞれ簡単にインプレッション程度にご紹介だよ。

まず最初にプレイしたのは「Dead or Alive3」。
もともとゲームショウで見ていただけにびっくりするという程ではなかったにせよ、これが自宅で動いているのかー、と半ば恍惚として見入ってしまった事は確かです。このあたりSegaSaturnの「バーチャファイター」でも同じように思ったものです。懐かしいね。
「映像美」という観点で見ると「DoubleSteel」も技術的に恐ろしいくらい健闘しているのですが、見せ方のセンスではやはりDoA3がXbox映像の極北と言えましょう。
内蔵ハードディスクドライブにデータをキャッシュしてあるのもスピーディーな展開に貢献していて、まさにXboxの申し子のようなタイトルです。

と、絶賛するのはここまで。あーあー、TeamNinjaの人、ここ来て座んなさい。

あ・の・ね。
分かるんですよ、最初はともかくシリーズがじょじょに成功スパイラルに乗ってきて好き勝手出来なくなって、ついにXboxでは下へも置かれぬ扱いで。

で・も・ね。
ファンって大切だと思うんですよ。そして初心もね。
ボクちんね、今でも忘れられないんですよね。そう、初代DoA。

あの上下にむやみやたらに揺れる胸。中に詰まっているのは皮下脂肪ではなくサービス精神なんだそうに違いない!と確信させるほどの行き過ぎた揺れ。そしてパンチラ象限を越えるか越えないかの絶妙なチラリズム、そりゃーゲームそっちのけで上下に立ち・しゃがんだり、技モーション中の心ときめく瞬間でポーズをかけてみたりを、延々とサイクリッカブルに繰り返したものさ。

それが今やどうですか?
上下入力しただけでは立ち・しゃがみにならないし、ポーズをかけたらかけたで画面が暗くなって肝心のナオンちゃんが見えやしませんッ!初代DoAにあったあのときめきスピリットが微塵も見られません。にも関わらずグラフィックは初代とはそれこそ雲泥の差だったりするものだから、うごごごこのポーズ中表示の向こうにぼんやり見えるナオンの肢体が、んぎぎぎやっぱちゃんと見えないーだめですーとかやっちゃってさらに寂寥感が倍増したり。

しかも、隠しコスチューム(特に淫行服制服)出現条件にランダム要素が大追加。一番効果的な方法であるところの、アヤネで下段攻撃→ダウン攻撃で2時間ほど粘っても出現しないほどの嗜虐的ランダムさ加減に絶望したりして。

あ、あのー、これがファンに対する仕打ちですカ?Where is 初心ですカ?
DoAシリーズのファンならば誰しもが、ナオンキャラでウッハウハになりたい下心一心なのは間違いなく、しかるに貴殿らの仕打ちはもはや背任行為以外の何物でもないとみた。キーッ、悔しいッ!
という残念な思いが日本列島のみならず、全世界を覆い尽くしていると思われますので、速やかに「Dead or Aliveビーチバレー」ではナオンを満喫して余りある仕様をお願いいたします。

結局、かなりの隠しコスチュームをほっぽらかして今度は「AirForceDelta2」をプレイしたのですが・・・グラフィックこそ多少「ACE COMBAT04」にアドバンテージがあるものの、肝心のゲームはよほどAC04に負け越し過ぎているご様子。

それというのも一部のミッションこそ、それ自体の魅力があるものの、全体的にドッグファイトに燃えられる訳でもなく、僚機との合同ミッションのような連帯感がある訳でもなく、なんとなく緊張感の薄い「単独作業」のようなゲーム進行に嫌気がさしてきます。
AC04のようにストーリーに力が入っているとも言えず、かと言って淡々と冷酷でリアルな戦況が提示される「ガングリフォン(除ブレイズ)」シリーズのような、戦争への無力感のような描写もありません。

確かに「そこそこ」は作ってあるのです。が、どう転んでも「そこそこ」でしかないため、プレイしていて「むりやり本体と同時発売に間に合わせたのかな?」なんて思わせる作風はより一層寂しさ倍増でやめたくなってきます。てゆうか途中でやめたんだけど。

そして意外に遊べたのが勧められて購入した「PROJECT GOTHAM」。
これもDoA3と同じくゲームショウで見ていたのですが、ポリゴン造形(特にコース造形)にポリゴン師の魂みたいなものが感じられなくて、正直「GranTurismo3」に及んでないかも判定で興味をなくしていたのですが、どうもローンチご祝儀で購入したDoA3もAFD2も思ったほど楽しくなくて購入してみました。

ボクちんはGT3が好きで、そのグラフィックやサウンドやプレイ感覚がお気に入りで、全世界で800万本なんてセールスにも当然でしょなんてドライなリアクションをするくらいなんだけど、残念に思っている事があってそれはDUAL SHOCKじゃアクセルワークがちょっとね・・・な残念さなのね。
これはPS2にはアクセルやブレーキになじむアナログ入力がない(右スティックのアクセルは結局慣れませんでした)というハードウェア上の制約とも言えるもので、これってとても不幸な事だと思うんだよね。特にDreamcastでの左右トリガーのアクセル・ブレーキ割り当ては、これだッ!と刮目するほどの抜群の操作感だった事もあって、Xboxの左右トリガーに期待していたんだけど、これは大当たりだった。やっぱりアクセルワークはトリガーでなくっちゃね。

とはいえ、GOTHAMはシミュレーション系ではないせいかGT3よりも車の挙動が不自然、いやに暗くて視認性の悪いコース、ドリフト、ホイールスピン至上主義ともいえる特異なゲームシステムに馴染めなかったりと不満点もそれなりにあって、そんな不満点の中でもサウンドトラックの趣味の合わなさには閉口でした。
全般的に燃えにくい、極限を目指してとんがれボクちん!というようなバトルモードとはどこか違った選曲・・・はまだ良しとして、日本市場を狙ってチョイスしたと思われるJ-POPに至っては脱力モノでして、これでレースしろってのが間違っている!とほとんど噴飯寸前でした。

わかった、OK。ボクちんがレースゲームにふさわしい選曲ってものを聴かせてやるぜ、オレの歌を聴けb-yマクロス7なイキオイで、GOTHAMのCD取り込み曲再生機能を使ってみた。

RIDGE RACER! RACER RACER RACER(エコー)
Alright, everyone! One minute to go! Are you ready?
The engines sound like they’re ready to go!
Are you all set? 

3・・・2・・・1・・・Go!!!!

あ、こらそこ、リッジかよオイ!とかゆわない。由緒正しい選曲ぞなもし?
ナヌ?不満ですカ?あーそーですか。分かった、分かった、分かりましたよーだ。
それなら、今こそ聴け!ボクちんのファイナルウェポン!!

Tu
tu
tu
tu
tu
tu
tu
tu
tu
lu

デ・イ・トーナー
(ギャフン)

別に競合会社を当てつけにチョイスしている訳ではなくて、世代的にどうしてもレースゲームというとこのへんの選曲に落ち着くのでまーそのー。

というあたりがそれまでのボクちんのXbox体験だった訳で、楽しいんだか楽しくないんだか微妙ですが、そんな消化不足にあってさらに追い打ちをかけるような今後の貧弱なXboxの新作ラインアップの中で唯一後光が差して見えるタイトルが一つだけあったんだよね。
それが今回レビューする「HALO」。全米で早々に100万本を売り上げ、Xbox No.1の呼び声も高い、まさにキラータイトルの期待を集める羨望のタイトルなのです。

HALOは発売こそMicrosoftですが、開発元はBungieSoftwareという「Mac版DOOM」としか比喩される事のない可哀想な「Marathon」を生み出したソフトハウスなんだよね。その後、続編の「Marathon2」、3DリアルタイムファンタジーSLG「Myth」シリーズでその存在を確立したと言われているけど、ボクちんMarathonシリーズしか知らないや、ゴメン。

そのBungieSoftwareですが、今からちょうど2年前の今頃Microsoftに2000万ドルとも4000万ドルとも言われている金額で買収されてちょっと話題になったんですね。そしてHALOを開発・・・というと実力派ソフトハウスを金銭に糸目を付けず、なんちてなイメージになるかもしれませんが、ちょっと事情は複雑だったりします。

BungieSoftwareがMacだけでなくWindowsにも対応した「Marathon2」をリリースした頃、1993年に3D FPSの黎明を飾った「Walfenstein3D」のID SoftwareがFPSというジャンルをブレイクさせた「DOOM」シリーズをリリースし、さらには「Quake」を発売していたりして、FPSのエッジ=ID Softwareという揺るがない構図が出来上がっていた訳です。

(と、ここで野暮な補足。PCでゲームをプレイしている向き以外の方にはFPSってゆうとそのままframe per secondになっちゃいがちかもしれませんが、さにあらず。この場合はFPS=first person shootingという事で「一人称視点シューティング」の事を差します)

そんなBungieSoftwareを今更のようにン千万ドルで買収なんて大丈夫かMicrosoft?なんちてな話題の盛り上がりかただったなんて事情があったのですが、今更のようにやっぱ思い出さない方が良かったと思い直してみたりしたので、適当にスルーして話を先に進めます。

そんなHALOはよくあるタイプのFPSです。とかゆうとさらに立場がなくなってしまうので、せめてストーリーくらいは紹介しておきましょう。マニュアルから引用。

時は2552年。地球はもはや人口過剰の限界に達し、人類の多くが他の惑星に入植することを余儀なくされていた。光速移動は現実のものとなり、地球の統一政府が国連宇宙司令部を通じて植民地建設に全力を挙げてきた。その結果、今では何百万人もの人類か、外の太陽系の惑星で暮らしている。

(長いので中略)

しかし32年前、地球から遠く離れた植民地「ハーベスト」との連絡が途絶える。
調査のため戦闘部隊が送られたが、そのほとんどは全滅し、ひどく損傷を受けた宇宙船1隻のみが惑星リーチへ戻ってきたのだ。生き残った乗組員によれば、多数の未確認戦艦が突如現れ、いとも簡単に地球軍を壊滅状態にしたという。

これが人類にとって初めての、地球外生命体との遭遇であった。人類は彼らを総称して「コヴナント」と呼ぶようになった。

(さらに長いので中略。面倒くさいのでさらに略)

最後の1体となったSPARTAN-IIを乗せた戦艦オータムは、ブラインドワープによって地球から遠く離れた宇宙のどこかにジャンプし、コヴナントを地球から遠ざける作戦を開始する。

えーと、略しすぎたのでよく分からないかもしれませんが、ぶっちゃけた話、「コヴナントが地球に来たら厄介なんで、そこのお前囮になって奴ら引き連れてちょっとどこかへ行ってこいや、片道キップでな(ニヤリング)。んじゃLet’s GO~!!」とゆう、まことに人非人まっしぐらな作戦でございまして、拒否権とか弁護人を呼ぶ権利などは軍人であるボクちんにはあろう筈もなく、しょんぼり一路どこかへブラインドワープする事に。

母上様、鬼っていうのは国籍問わずどこにでもいると思いまちた・・・。

そんな絶望的な気分でのスタートですが、操作方法はこんな感じです。
まず左親指にあたる左アナログスティックで移動(押下げでしゃがみ)、続いて右親指にあたる右アナログジョイスティックで視点移動(押下げでスコープズーム)、そして右トリガで武器発射(押続けで溜め撃ち・連射)、左トリガでグレネード投擲となっています。
攻撃が左右のトリガに割り当てられているのが変に思えるかもしれませんが、FPSの宿命として常に移動と視点移動を併用するため、左右の親指は常にふさがりっぱなしになり、コントローラを握ったままで親指と併用できる左右トリガへの割り当ては妥当と言えます。

それ以外に主に使うところではAボタンがジャンプ、Bボタンが近接戦闘、Xボタンが武器拾得・交換・リロード、Yボタンが武器切替(ボタン配置はDreamcastと同じ)となっていて、これらを駆使してゲームをプレイして・・・とゆうあたりでシューティングゲームが苦手な方は目眩がしてきたのではないかと思いますが、これこそがPCでのFPSの作法なのです。

PCでのFPSでは移動や攻撃のみならず、複数プレイ時のコミュニケーションに至るまでキーボードとマウスに集約してしまっているために、マウスのみならずキーボードもフルキーを駆使することも珍しくないんですね。てゆうか、けっこう普通にフルキーを使うらしいです。
フルキーを使うゲームって「Ultima」シリーズだけじゃなかったんだ!とかなんとか、ボクちんはそんな感想だった訳で。
それだけにゲームで使用するアナログ2軸×2、アナログトリガ×2、ボタン×6に全機能を割り振るというのはまさにエッセンスを凝縮したレイアウトといえるかもしれないよね。

難易度設定は無闇やたらに高難易度を求める、まるで求道者のような欧米仕様な訳で、アクションが苦手な人は間違っても難易度「NORMAL」すら選んではダメであり、素直に「EASY」をチョイスすべしだ。
このあたりは日本人がゲームに対しての功夫が足りないとゆう意見もあって、一概にどちらがどうとも言えないんだけどね。

とゆう訳で原稿用紙にして16枚分の紆余曲折を経て、コヴナント共を37564!とばかりにミナゴロシ行脚にいざスタートさせてみると場所はコヴナントの急襲を受け緊迫感溢れる戦艦・オータムの艦中。
そこで「彼を起こしてくれ」とかゆわれて解凍されたボクちんに、向きを変えるとか、歩くとか、視点を移動するとかエネルギーシールドチェックとか、あのー艦のピンチなのでは?なんちて妙に醒めた展開が待ち受けていようとは・・・。

一通り終わると今度は呼び出されてブリッジに向かうことに・・・って、武器はどこ?右トリガを引いてもNO WEAPONって出るんですけどーもしー?
いわばボクちんは勇者様。その勇者様だとゆうのに初期装備がへっぽこなのはゲーム上仕方のないお約束だとばかり思っていましたが、ついにここまでへっぽこ装備偏重の仕打ちを受けるとは・・・「いなずまのけん」よこせ!・・・とかは言いませんからせめて「ひのきのぼう」くらいは何とぞこの通り!な・に・と・ぞーッ!!

・・・。
・・・・・・。

貴公ー、それでも軍人かーッ!?
戦わずして何が軍人かッ、くわッ!!

と息巻いていると、ブリッジへの案内役が爆発に巻き込まれ、吹っ飛ばされてお亡くなりに。そして独り取り残されるボクちん・・・。
・・・あ、新手の放置プレイか何かですか、コレハ?

うろうろしながらブリッジへ到着すると、末期を悟った艦長がコルタナとゆう人工知能を連れて逃げろとかおっしゃいます。このコルタナ殿、役どころで言うとまさにヒロインですが、そこはそれアメリカ人感性満載でいらっしゃいます。ではさっそく、コルタナ殿どうぞー!

こいつ↓
コルタナ

・・・こんなの連れて逃げたくないです、もう少し可愛いナオンと共に逃避行したいです、ううう・・・(嗚咽)。しかも艦長も武器を支給してくれないし・・・(めそめそ)。

しかし、ボクちんとて軍人です。たとえどんな腐れ任務であっても、それは立派な任務。
恭しく拝命して見事に勤め上げて見せましょうともさ!

そんな決意を胸に、仕組まれたかのように落ちている武器をゲット、そこいらじゅうにいるコヴナント共を大・殺・戮!
がーっはっは、死ね死ね、死ね死ね死ね死ね、死んじまえ、コヴナント共をやっつけろ、鉛弾(たま)で命を奪ってしまえ・・・とか何とか「死ね死ね団のテーマ」で替え歌をやっている場合じゃなくて。(年寄りでゴメン)

そうそう、ストーリーです、ストーリー。
コヴナント共を蹴散らしたボクちんは艦外へと撤退しますが、そこには巨大な謎のリング状の惑星が広がっていたのです。

脱出艇で謎の惑星に不時着し大地に降り立つと、「コヴナントの捜索部隊を回避せよ」との指令が。
コヴナント殿らめが、戦艦オータムを襲っただけでなく追っ手まで差し向けやがりまして、執念深いことこの上ありません。おのれーギリギリギリ。
とはゆっても戦闘機の地上掃射にかなう訳もなく追われるように先へと向かいます。

さすがに惑星というだけあってマップはかなり広大、かつ緻密なテクスチャードグラフィックはさすがにXboxならではと思えます。ま、ちょっとばかしポリゴンが荒いかなと思わなくもないですが。
そして意外なところで音楽が出色の出来です。普段は波の音、鳥の声などの環境音だけなのですが、盛り上がるところでは楽曲が使用されていて、それがシチュエーションに強力ジョイントしていてついつい世界観にのめり込みます。

道中、さらに「脱出艇を見つけ生存者を保護せよ」との指令。
どうやら戦艦・オータムも脱出艇ともどもこの惑星に落ちたようで、ようやくミッションらしくなってきて今までは影が薄かったボクちんに活躍の大チャンス到来です。行くぞ、ものどもーッ!(注:一人旅です)

すると、いましたいました。何と海兵隊の諸君ではありませんか。

チーフ!
良かった会えて!
チーフのすぐ後ろにいますから!

なんて。なんて頼もしいのでしょうか。今までの孤独な一人旅が報われるようです。
いやー、卿らに会えてほんとうに嬉し

撃ちまくれ!
一匹倒したぞ!!
やつを見つけだしてやる!

・・・は?

あそこにもっといるぜ!
こいつをくれてやる!
やったぜ!!
俺にも殺らせろよ!

・・・あの、みなさん?

まだいやがる、隠れられないぜ!
鉛の弾をくれてやろうか!?
燃えるぜ!!
いよいよこれからだ!

・・・人の話を・・・

あそこにもっといるぞ!
まだいやがった、ぶっ殺してやる!!
俺にもやらせろよ!
もう誰も俺を止められないぜ!!

きゃ、きゃつら主人公を差し置いてコヴナント相手に大活躍しやがっておられるご様子!下克上も最強に甚だしまっていやがりますッ!
ムギギギギ、もう許せん!今回のミッションはボクちん独りでやるんでい!てゆうかコヴナントはボクちんの獲物じゃぞなもしー!?
貴公らそこをどけ、目の前にいるとオウンゴール・・・じゃなく、貴公らに当たる・・・どけっつーの!・・・・・・・・そうか、どかぬか。ならば貴公らごと、撃つ!ズガガガガガ

何をするんだ!
気を付けて撃てよ!!
前をふさぐな!
そこをどけ!!

き、貴公ら邪魔するのみならず、上官に向かってその暴言は何事かーッ!
暴言以上に、上官よりセリフが多いのがさらに許せぬ、き、き、貴公らめーーーッッ!!!

・・・。
・・・・・・。
・・・・・・・・・。

その後。
あたり一体にはコヴナントの死体が累々と積み上がり、一人の戦士がそれを眺めていたと言われています。

そして。
コヴナントの死体に混じって海兵隊員の遺体がところどころにあったとも言われています。その遺体にはことごとく後ろから不意打ちにあったとしか思えない銃創があったらしいのですが、あんな裏切り者共知らんもんね、ふーんだ!

・・・すべての謎は解けた!海兵隊員殺害の犯人はこの中にいます!!

ってそうゆうゲームじゃなかったですねへへへ。
これではネタの自作自演ですねへへへへ。

シナリオは更に進み、脱出艇を発見し生存者を確認したところで、実は艦と共に命運を共にしたと思っていた艦長が生きている事が大・判・明。武器も持たせずに敵中に放り込んだ憎きあんにゃろーですが、生存者調査のついでに探してやることにします。

が、よりによって敵巡洋艦に捕らわれているとか、この身一つで巡洋艦に乗り込めとか、あまりに無謀で強引かつ安直すぎる作戦を言い渡されたりして、トム・クランシーが聞いたら憤慨悶絶しそうなシナリオですが、まーしょーがないしーいくかー(投げやり)。

そうしていったいどこにいやがんだ!と何度思ったかしれないくらい艦長探しをいたしまして、巡洋艦やらビーチやらコントロールセンターやら制圧しまくってもういい加減出て来いよ死体でもいいから、とか不穏な気分になったところでメッセージが。

「ジャングルの奥に消えたキース艦長を捜し出せ」

や、奴め奴め奴め!
貴殿は聖闘士星矢のアテナよろしくですか?いつまで経っても敵に捕まり幽閉されっぱなしですか?そしてボクちんがそれを毎度毎度助けにいきますか?小宇宙と書いてコスモと読みますか?シグナスのクロスはやっぱり「おまる」ですか?どうなんじゃー!
もーいやー、ママン!!

つって、本当に頭にきていったんプレイ中断したのは本当ですが、一向にレビューが進みませんのでなかった事にして先に進めます。

ジャングルではコヴナントとはまた違う異形の生物が登場します。奴らの名は「フラッド」。
よく見るとコヴナントとフラッドが交戦していてようですが、どっちにしてもボクちんの採る道は全員ごっそり37564!
皆殺しついでに、インデックスと言われる、この未知の惑星-HALO-の防御システムの起動スイッチを探します。
何でもフラッドと呼ばれる生物はコヴナントより100倍怖いとゆうより、生きとし生ける者の宿敵とでもいうべき生物で、周囲の生物を取り込み爆発的に増殖する宇宙一怖い生物だとゆう話です。つい先ほどまで何気なく機関銃でバリバリ殺していましたが。

そんな訳で何が何でもフラッドを根絶やしにしなくてはいけないとゆう事ですが、実はこのHALOこそがそのフラッドを殲滅する切り札だったのです、イヤッホー!
インデックスここにあるし。防御システムの起動パネル目の前だし。
ここでエンディングなんて、艦長見つかってないけどOKなのかな?まいっか洋ゲーだし。とかさりげなく酷いことを思ったところで、やっぱり罠だった事が発覚。

HALOが最終兵器足り得たのはフラッドを殲滅するからなのですが、この手法がフラッドの餌になる生命体をことごとく死滅させるというのです謎のパルスで。やばいです、謎のパルスです。何らかの特殊なパルスが不思議な方式でSFチックに生物を抹殺する様が思い浮かぶようです。

結局HALOの防御システムは起動させちゃなんねぇ事が分かりましたが、それではもうフラッドをくい止めることは・・・宇宙を守ることはできませんか。
なんちてそこへ艦長の奪還指令が。またかよ!とか三村ツッコミしようとしましたが、どうやら、HALOに衝突していた戦艦オータムのエンジンを誘爆させHALOを破壊すればフラッドを全滅させられるとか・・・・・・さっさと言えよオイ(殺意)。

ここまでくればあとはエンディングまで一直線。
ヅガーンとオータムを破壊して爆発に巻き込まれないように自動車での脱出劇、逃げて逃げ遅れてを10回ほど繰り返して、宇宙の英雄様が自動車の運転ミスで宇宙の塵と散りまくったり、宇宙最大の的はフラッドではなく運転性能の悪い自動車だとゆう事を最強に思い知らされたりしながらようやくフラッド共を根絶やしに、グッジョーブ、イエー!

ありがとう、ありがとう全宇宙のみなさん。宇宙一の英雄様はここですよー。
さあ崇めるなり奉るなり好きにしたまえよ、はーっはっは!

はーっはっは・・・は?

そういえば、何かを忘れている気がします、それも猛烈に。
あ、あのー、少々お尋ねしてもよろしいでしょうか。いや、もうすでにエンディングロールが流れているのは百も承知なのですけれども。

ひょっとしてコヴナントってどうなりました?
HALOに派兵されていた分は滅んだとは思います。
でも確か、人類って「地球人は神を冒涜するものである」とかゆって聖戦をしかけられていたりしませんでしたっけ?
聖戦と書いてジハードですよ?
なんかもーそれだけで、血で血を洗うホロコーストって感じですよ?
そりゃーボクちんもさんざっぱら奴らを屠ったさ。
でもね。
32年前とはいえ、植民惑星+攻撃部隊をいとも簡単に全滅に追い込んだ訳ですよ、コヴナントは。
とりあえずゲーム中で1000匹くらいは始末したと思いますが・・・

まだいっぱい残ってるね、絶対。

・・・。
・・・・・・。
・・・・・・・・・・や

やっぱりやり直しを要求するーッ!
派手な爆発シーンで幕を引いたつもりにするのは断じて認められないのじゃよー!?
そんな陳腐な演出、今時ハリウッドですらやってないぞなもしー?(やってます)
やり直しが駄目なら、続編を要求するーッ!
こ、これはコヴナントによる策謀なのじゃよーーッッ!!
ぎゃわー、BungieSoftware殿聞いておるのかーもしーー(宇宙の果てよりフェードアウト)

そんなんこんなで10000文字を越えてようやくフィナーレですが、全体的に見て、日本人的ゲーム感性からすれば難易度調整の甘さが目立ったりするのかもしれませんが、FPSの等身大の冒険という経験はFPS慣れしていない日本人にとって実に貴重な経験になる事ウケアイ。
ハマるとPC買って洋ゲー三昧、なんて生活が待っているかもしれない、昨今の続編続きで閉塞した日本のゲームに対しての強烈なカウンターカルチャーになりそうな、そんな予感すらするんだよね。

ただでさえ先の見えないXbox、所得の目減りする世知辛い今日この頃でもありますし、万人向けではない訳でして、すべからくすべてのゲーマー御用達なんて事はいいません。
しかしXboxを持っているという人は絶対プレイすべしだし、そうでない人はちょっとゲームショップ店頭でデモをプレイしてFPS文化に触れてみるのもいいんじゃないかな、なんてそう思います。

アナタの豊かなゲームライフのために、とにかく触れてみていただきたい。
そう思った残暑間近のボクちんでした。(レビューを書き始めたの梅雨入り前だったけど)

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RIDGE RACER V

Review  

RIDGE RACER V
ナムコの伝統を守れ
 



quote from
package
Playstation2 

namco
¥6,800

May.21.2000

number #6

遅れに遅ればせながら、PS2をゲットしたボクちんは喜び勇んでテレビに接続スイッチオーン!・・・あれれ?なんか画像がめっちゃ汚いんですけど?なぜにPSより汚いんですか??・・・。てなってしまった。
そうです、ボクちんの最強に不調まった初代PSは、CDのリードエラーは頻発するわ、時々音声の出力がおかしくなるわで、プレイしていて不快感甚だしかったとはいえ、一応S端子で接続していたのです。ところがPS2本体に同梱されているAVケーブルは普通のビデオ端子ときた。そりゃもう画像がネムいとかそうゆう領域を2馬身ほど引き離して、文字が読めません!てくらいの圧勝っぷり。ふやー、すごいもんだねぇ・・・PS2は。これが次世代機の本領発揮ですかー。などとふてくされてしまったよ、ふーんだ。
しかたなく、後日S端子AVケーブルを購入しに赴きましたボクちんは、RIDGE RACER V(以下RV)とPrimalImage Vol.1の中古を発見、ついふらふらと購入してしまいました。あとついでに、DC版の風のリグレットの中古も一緒に。3本も買って消費税まで払って10000円でさらにおつりが返ってきてしまったのは、風のリグレットが980円だったからですカ?てゆうかそんなに面白くありませんカ?と、サターン版を持っているのにDC版まで購入してしまったリグレットファンのボクちんとしては喜んでいいのかどうか迷うところです。

まぁそれはともかく、いまさらRVの真面目レビューなんか時期はずれで、1ビットの価値もないと思うので、近いところでDC版SEGA GTとの比較とかでまとめていきたい。

とりあえず1500キロメートルほどRVを走ってみての感想。
PS2を体感するのには最適。でも体感するだけにしとこうね。とゆうのが等身大嘘無添加の感想です。だってさっあっ、14台が走る中で最後尾からスタートしてトップでゴールインしなくちゃいけないんです、途中で敵車にガツーン、コーナーの角にゴツーン、なんてやっていると、トップとの差に絶望し、全3周の2周目を待たずして捨てゲーしたくなってきます。
だいたい敵車もわざとぶつかってきたり、道幅いっぱいまで車体を傾けてドリフトしたりとえげつないです。しかも当たり判定はこちらに超不利に設定されていらっしゃるご様子。だいたいあれだけのコーナーがあるコースを走るのに中回転域のチューニングがなっていません。グリッピングもイマイチで、こないだまでSEGA GTを走り込んでいたボクちんは、クワ!工具をよこせ!!自前で調整させたらんかい、おまえのようなヘボメカニックはクビ!クビったらクビ!だいたい車高が低いよ、シャーシ擦ってるし、ギア比も駄目だし、足回りが弱いからコーナーで制動が甘くなるんでぃ!なんちてメカニック気取りで憤ってしまいましたよ・・・。
しかもエンジン駆動形式にFF、4WD、RRなどと書いておきながら、車の挙動はRRオンリーな感じでオーバーステアが強く出過ぎ。シミュレーション系ではないとは言っても、違いが分かる程度にはしてほしかったと思ったね。
ほとんどのレースは全4コースを走り、それぞれのコースで規定順位内に入らないと、もう一度同じコースをやりなおし、同じコースのリトライは3回まで、それでもダメならゲームオーバーときたもんだ。3回くらい連続でゲームオーバーになってみそ?そりゃもう殺意全開モードまっしぐら野郎!テメェぶっ殺す!今すぐコロス!3回言わして5回コロス!!てなもんよ?これだけの殺意を押さえるにはそれこそ修行僧モードに突入しないと駄目と見た。そんでもってHARDレベルに至っては、頭を丸めて出家しないと駄目と見た。
なんてな具合で、なんかPS2ってどうよ?って感じで購入したはずのRVが知らぬ間に修行僧養成ソフトに豹変しかねないイキオイなのですよ。
ってことで、最初っからEASYモードで適当に走ってPS2気分を満喫するのが正解かと。

以下、SEGA GTと比較しながら話を進めていきます。
SEGA GTはグランツーリスモと同じくシミュレーション系で、リアルな挙動とプレイヤーカスタムのチューニングが売りで、一方RVは非シミュレーション系で、実際の挙動をデフォルメした走りが売りで、目指している所が違っているから同列に比べるのは難しいけど、それでも共通しているところで比較していきたい。

まず、RVはとにかくグラフィックがきちんとしています。たとえばカーブがきちんとなだらかに湾曲している風に見えるし、しっかりした造形の車が14台同時に走っているし、遠景まではっちり描画されて嘘がない。一方SEGA GTはカーブは直線がばっちり見えてしまうし、車は全部で6台、遠景はだいぶはしょってあるし。
コース全景を見て回ると、PS2は姑息なポリゴン数稼ぎがないのに対して、SEGA GTではなんか張り子の舞台セットみたいなところが随所にあって、もろにポリゴン描画数の違いが影響している恰好です。

空間感に関してもRVが明らかに一歩上を行っています。
RVもSEGA GTも空気遠近法にしたがって、遠景にはうっすらと白めのもやを表現することで遠近感を出していますが、RVの方が芸の細かい遠近感を表現しています。決定的に違うのが、RVは遠景にぼかしをかけている点。単純に背景がぼけるだけではなくて、敵車がぼけながら走っているのを見ると距離感がひしひしと感じ取れてイイ感じです。

ここまでだと、いかにもSEGA GTは駄目だ!みたいな印象になってしまうかもしれないけれど、実はそれほどの違いはないです。
例えば、エンジン音やスリップは圧倒的にSEGA GTがリアル。シミュレーション系だけにエンジンの種類や回転数でエンジン音がきちんとシミュレートされている感じ。
スリップの処理にしても、RVがスリップしている時間とは関係なく適当にスリップ音を出しているだけなのに対してSEGA GTはちゃんとスリップしている間だけだし、ちゃんと路面にスリップ跡が残るし。
光の扱い方もSEGA GTの方が一枚上手。夜間にテールスライドした時の光の尾の引き方はSEGA GTの方が美しいし、街頭なんかのハレーションも美しいし、第一ヘッドライトがちゃんと地面に落ちているしで、いいことづくめだ。
あと、RVは昼、夕方、夜でバリエーションがあるとはいえ、コースは基本セットのアレンジなので変わり映えしないのに対して、SEGA GTは砂漠地帯から、雪山、緑の繁るレース場などバリエーションがあって、なかなか厭きないよねってゆうのも書いとかなくっちゃね。

はっきり言って、PS2もDCもこの辺りのパワーを持つハードになると、作り手次第の話になってくる事が多いんじゃないかと。Dead or Alive2なんて、PS2版よりDC版の方が綺麗だとゆう話だしね。(DC版は今は北米でしか発売されていないけれど)

ところで。
ナムコのポリゴンレーシングゲームのハシリと言えば、1988年のWinningRun。
WinningRunと言えば画面全体で300しかポリゴンが描画できないので、RVと比べるべくもなくアレな感じに成り下がってしまうけど、当時はナムコめ、やりやがったな!ってくらいインパクトがあって、そしてリアルだった。そしてレースクイーンも無理矢理少ないポリゴンで表現しちゃったけれど、ポリゴちゃんと呼んだりして、こんなの出てきたって嬉しくないよな・・・とか思いながらも何だかんだで気に入っていたりしたものだった。以降、ナムコのポリゴンレースクイーンはポリゴちゃんと呼ばれて親しまれてきたって事でね。
それが今やどうですか、このテイタラク。深水藍とかぬかしたり、星座はへびつかい座とかぬかしたり、特技が世界のカレー作りとかぬかしたり挙げ句に現在20歳だとかぬかしやがっています!すると何ですか?WinningRunの時は8歳でしたか?8歳でレースクイーンだとおっしゃいますか?へーそうですかー。
とか言いながら、うーむこの腰のくびれ具合とか、特にこの鎖骨の曲線がたまらぬ感じで・・・って色香に迷わされそうになるボクちんですが、そうはいきません!
他の戯言は許すとして、深水藍殿におかれましては、校庭を一億万周の後、名前をポリゴちゃんに改名の上、WinningRunの時に20歳として年齢は32歳に上方修正、そして全身で50ポリゴンの刑!じゃ、校庭一億万周からーッ!ふぁいっおー、ふぁいっおー
やっぱりポリゴちゃんはかくあるべきじゃよねー。

サウンドについて、初代RIDGEのディスコティックサウンドから、RVでのテクノアンビエントへのシフトとか、グラフィックデザインのベクタグラフィックス化とかについて書こうとか思っていましたが、それは他のレビューペ-ジで書かれているだろうからそちらをご覧頂くとして、ボクちんとしてはポリゴちゃんについてだけにしておきます。
ナムコの伝統、ポリゴちゃん。絶やさぬようにしておきたいものですニャー。

ってことで少し脇道にそれたけど、PS2+RV、これは一つの黄金律として今この時期に味わっておくのは貴重な経験だと思った。とかゆっても、まだPS2は品薄で、店頭に並んでいるのを見たことがないって人も多いんだとは思うけど、お買いあげの際にはRVは真面目に考えてもいいんじゃないかと。少くとも、ご祝儀がてらに買ってみようかな?ってレベルは確実に超えていると思うからね。

それにしてもまともなデバッガもない状態でRVとか鉄拳とかのハイクオリティなタイトルをリリースしてくるあたり、ナムコの職人芸を見たような気がして、ちと嬉しくなったりしたボクちんでした。

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建設重機喧嘩バトル ぶちギレ金剛!!

Review  

建設重機喧嘩バトル
ぶちギレ金剛!!

PS2が一人前になってしまわれた~ッ!
 



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package
Playstation2 

ARTDINK
¥6,800

Jun.4.2000

number #7

こないだ掲載したRIDGE RACER Vのレビューはボクちんの記念すべきPS2第1号レビューとなったんだけど、いまいち不本意だったって思ったりした。だって、PS2でレビュる第1弾は今回紹介するこの『ぶちギレ金剛!!』(以下、金剛)だって決めていたんだからね。
結局、中古で安めだったって事もあって、いわゆるPS2らしいRIDGE RACER Vに走ってしまった訳で、よりいっそう金剛を待ちこがれるキモチは強くなった。
どれくらい強くなったかってゆうと、その名の通り、ぶちギレやすいように普段の食事でもカルシウムを摂取しないように気を付けるようにしていたんだよね。いーえ、普段の食生活の非を金剛のせいにしている訳じゃないぞ、ほんとうだぞ!・・・嘘だけど。

とるものもとりあえず、金剛をゲットしたボクちんはさっそく部屋のPS2にディスクセット、スイッチオーン!
ん?なんでDVDメディアなの?とか思ったけれど、とりあえずスイッチオンですだ!
ぶごーぶごごごーとディスクが唸り、キュッキュとシーク、なんちて誇張入りまくりのSEを奏でつつ稼働するボクちんのPS2。

なんと、そんな物は全く期待していなかったのにOPアニメからの導入です。しかも綺麗な画像が目を引きます。そう、そうですこれはまぎれもなくDVD映像です。今までのSTRビデオ映像とはクオリティが違います。どう考えてもDVDなんか必要なさそうなゲーム内容なのに、このOPアニメの為だけにDVDメディアの供給になっておいでのご様子。
このOPアニメは3DCGソフトのワイヤフレームレンダリングとセルシェーダを組み合わせた手法で建設機械を表現していて、見方によってはチープに見えるもののゲームのアニメーションとしてはなかなか斬新で、む、うまいことやりやがったな!そんな感じ。

なんかかんだで、何のソフト使ってるのかな?とか、こういうシェーディングは割り切っていて面白いなとか、いやに冷静に見てしまったせいで、キモチの盛り上がりに欠けつつ、そしてスタートメニューの背景のいかにもニヤけたぶちギレとはほど遠い主人公とか、桜舞うアニメーションがPC版のTo Heart並みのチープさに不安を覚えつつ、レッツプレイ!

と、まずはストーリーモードを始めてみますが、どうやら金剛一家の組長がお亡くなりになり、家を飛び出していた若頭の主人公を連れ戻すために年寄りが説得にきますが、主人公にとりあう気はありません。重機バトルの必要性を説く年寄りに主人公が一言。
「金剛一家は建設会社だろうがっ!!重機で戦う才能が、なんの役に立つんだよ!!」
ボクちんもそう思うニャー。
それでも後に引かない年寄りと、何だかんだで重機勝負で跡目を相続するかどうかを決することに。
・・・えぇと、任侠物ではないので、正確には組長でも若頭でも何でもないのですが、そう思ってもらうのが早いので、そういう扱いでいいんじゃないかと。

いつものようにマニュアルをシカトこいたボクちんは、DUAL SHOCK2のANALOG LEDが自動でオンになっていることに気づき、そっかーアナログ入力で移動ねと合点し、アナログスティックを倒し・・・ましたよね?1ドットたりとも動いていないんですが・・・。あーそーね、右のスティックで動・・・きません!!まさかと思い十字キーを操作してみますと動きましたが、それではいったい何の為にANALOG LEDが自動でオンになったのか見当もつきません。
バトルを開始して10秒くらいしか経過していないのに早くも暗雲がたれこめてまいりました!そういえば、そろそろ梅雨だし、沖縄なんてもう梅雨に入っちゃったんですよね、暗雲ですよね、とか他愛ない世間話を思い浮かべ、現実逃避に一瞬走ってしまったボクちんを責めることはできないと思いますが、いかがでしょうか・・・?

移動ができるようになったボクちんは、相手にドカーン!と体当たり、凄い大ダメージ!!・・・を期待していましたが、なんと無傷でいらっしゃいます。攻撃ボタンを押すのかと思い、×ボタンを押すと周囲に鉄骨がせり上がってくるのですが、やっぱり相手は無傷。コルアァー、主人公に断りもなく無敵コマンドを入力するとは何事かーッ!!と思いながらも、いよいよの雲行の怪しさに、決心を曲げて仕方なくマニュアルを読みました。

こんな感じのボタン配置でした。

前攻撃
左攻撃 右攻撃
×
ガード

以上。

・・・終わるなって。
操作方法が分かってしまえば楽勝・・・と思いきや、あまりの操作性の悪さがボクちんに殴る蹴るの暴行を、いやマジでそんな感じです。
重機なので、軽やかに、なんて事は微塵も期待していなかったボクちんですが、移動するのにタイムラグがあるとゆう次元を通り越して、どう考えても入力方向とは別方向に動いたり攻撃や防御ボタンのレスポンスが悪いのを通り越して、どう考えても入力を無視されているとゆう実態に苦戦を強いられます。
結局導き出した答えは、前進しながら前方攻撃でごり押しとゆう、戦術も何もあったものではない頭の悪い結論ですが、一番効率がいいようです。まー、喧嘩バトルですから、小細工たっぷりの駆け引きはいりませんとゆう意思表示と万難を排して割り切れば合理的にすら思えてきます。
これだけ悪いところがあると、異様に遅いロードの遅さも気にならなくなってくるから、慣れって怖いよね。

こうやってバトルをこなし、仲間を集めながら金剛一家を再建していくのですが、最初の一人が重機の貴公子と呼ばれる天才だったりするのを除けば、オカマに、道場破りに、謎の女に、犬と節操も何もないご様子。特に強烈なのはオカマで、金剛はアニメみたく第n話形式でタイトルが入る仕組みになっているんだけど、わざわざ2話分もまるまる使ってオカマの恋の物語を語られても困ります。最近では恋愛もリベラル指向だと思うので、一方的にオカマが悪いとも言い切れませんが、少くとも主人公とヒロインのラブラブエピソードがイマイチ欠如されておいでの状況では、どうにも厭な作意を感じずにいられません。

ここまで読んで、あれ?ぶちギレてないよね、って思ったそこのアナタ、ご安心を。
えーっと、ゲーム性の欠如についてはさっきちと触れましたが、どこかの看板スターの言葉を待つまでもなく、「この世には重機がふたつある。使える重機と使えない重機だ」って事が言えると思う。てゆうか、アスファルト舗装工事でよく見かけるロードローラー以外は全部クズです。特にクレーン車なんかは最弱で、攻撃力はあるものの、大振りの攻撃と機動性のなさで、使い物になりません。
しかも、バトルに使用する重機は、バトル毎に固定で変えることができません。なので、こちらはクレーン、あちら様はロードローラーなんてなバトルになると、同じバトルを何度も負けては再チャレンジをサイクリッカブルにエンドレスリピートする事態に陥ります。
さらに追い討ちをかけるように、あの操作性の悪さと、ロードの異様な長さが襲いかかります。重機セレクトさせれー!そう心で連呼しつつ、そうして十数度のコンティニューの後、完敗したボクちんは・・・

いやもうマジギレでコントローラ放り投げて、電源ブッチ。もう知らん、ふーんだ!

それでもアタマ冷却用にこないだレビューを書いたカードヒーローをプレイして冷静な思考力を取り戻したボクちんは、驚異の忍耐力を発動してなんとかクリア。ぜーはーぜーはー。左手の親指が鬱血したようになっていて痛くてたまりませんが、もうプレイしなくて済むかと思うと心は晴れ晴れ、気も漫ろ。

クリアするとタイトルメニューに、タイムアタックとギャラリーが出現していましたので、ギャラリーを見てみますが、いかんせん宮下あきらの絵はじっくりとした観賞用には向かないのでつまりません。タイムアタックは・・・もうあの腐れバトルをするのは厭なので試していません。年がばれるのを覚悟で言うと、普通の男の子に戻りますって感じなんだよね!

だいたいのところを総括すると、ストーリーやビジュアルは愛されるべき莫迦っぷりを持っていると思うんだけど、肝心のゲームが破綻していてどうにも納得のいかないクソゲーっぷりを最大限に自己主張しておいでです。

PS2のゲーム機としての印象が薄いのは、DVDプレーヤとして普及したって側面とか、将来のネットワーク構想が喧伝されている事とか、肝心のゲームソフトのリリースがなかなか増えない事だとかもあると思うんだけど、やっぱりほら最大の理由っていうのは、プラットフォームローンチ時の実機に慣れていないが故の、そして次世代機というイメージに誤作動を起こしたクリエータ故の、何かが間違っているとしか評しようのないソフトがなかったからだと思うんだ。

それって例えばPSでいうと、アーク・ザ・ラッドだと思うんだ。
PSの期待感と、TVCMの相乗効果で予約だけで30万本以上の予約を達成したのに、ふたを開けてみると・・・だったってゆうあの事件は、歴史的な笑いぐさとして今でも語られるんだけど、そういった資格のあるソフトが今までPS2にはなかったんだと。
PrimalImageはどうよ?とゆうツッコミは覚悟しているんだけど、あれはゲームと呼んでいいのかどうか迷うしね。

でも、金剛がラインナップに加わったことで、いよいよPS2の次世代機っぷりにもハクがついて、地盤を強固なものにしたんだって実感がふつふつとわき上がってきたよ。もっとも、まだ初回本数が出ていない段階なんだけど、おそらくアーク・ザ・ラッドの予約数の1/10程度かなと思うので、この歴史的瞬間を見逃した人が多いってところが残念だけどね。

あともう一つ書いておきたいのが建機メーカーKOMATSUとのタイアップ。
アナタも知っているかもしれないけど、今までに建設機械を使ったソフトが世の中に2本リリースされていて、一本は「トミカタウンをつくろう!」で、もう一本が「KENKIいっぱい」だったんだけど、金剛もそういうタイアップ戦略をとってくるのかなと思っていた。
結局は、アートディンクにその気がなかったのか、KOMATSUが断ったのかそのへんは分からないけど、結局オリジナル車輛でのゲーム展開になったのは少々残念かな。

こうしてボクちんがPS2の歴史的瞬間に立ち会うことができたっていうのは、とても意味があるような、ないような不思議なキモチになっちゃったりしています。
このキモチに終止符を打つため、かくなる上は是非ともシリーズ第2弾を制作していただきたい!
そして全世界に進出していただきたい!
オーストラリアの鉄鉱石露天掘りに行き来する100tダンプと重機勝負していただきたい!
北海油田に鎮座まします油田基地と重機勝負していただきたい!
そして。さらには宇宙へとはばたいていただきたい!!
虐羅苦死32聖戦で宇宙人と宇宙重機64番勝負とかしていただきたい!!
そして!歯止めがきかなくなっちゃって、神々と重機八百万番勝負していただきたい!!!
なんちて思った。アートディンク殿、どうかな?もう一回歴史に名を刻んでみませんかー?汚名だけど・・・。

雨降って地固まるじゃないけど、終わってみると案外面白かったなと思えてくるし、そこのアナタも騙されたと思ってプレイしてみてよGo!って事で。
(注)騙されるのでやめとけ

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THE FEAR

Review  

THE FEAR
怖いもの見たさの悲劇
 



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package
Playstation2 

ENIX
¥7,800

Sep.3.2001

number #13

前回のレビューから2ヶ月もあいてしまってゴメン。
月並みな言い訳ながら忙しかったりしたんだけど、まぁそんな中でもそれなりにゲームをプレイしていたりして、結構レビュりたいゲームがたまっているボクちんですが、皆様方におかれましては残暑お見舞い申し上げます。
とゆう時期でももはやないのですが、そうゆう事にしておいて下ちい。(当方切実)

さて、夏です。夏といえば、納涼。納涼といえば、心霊
とゆう訳で夏になるとやけにテレビのバラエティ番組が心霊づいちゃったりして、心霊スポット探索や、心霊写真鑑定や、降霊・除霊までいろいろてんこ盛りになったりします。
ボクちんとしては、怖い話を聞くと確かにぞっとするけど、だからってそれが涼みになっているかとゆうとそうでもないよね、なんちて思ったりしていて、今ひとつ夏=心霊方程式に疑問だったりします。

そんなボクちんの都合はともかく世間的には心霊な訳でして、今回紹介する「THE FEAR」もジャンルとしては心霊てゆうかホラーとゆう事で、夏真っ盛りなペアリングって訳。
ボクちんは熱心なファンとは到底言えませんが、ホラーは結構好きなジャンルでして、本作のリリース発表は気になっていました。しかし、それ以上に気になっていたことがあって、購入しようかどうか本気で悩んでいました。

それはENIXの実写ムービー物に当たりなしの格言があったからです。

ENIXは同社の実写ムービー物を「シネマアクティブ」と自称していて、PS「ユーラシアエクスプレス殺人事件」、PS2「ラブストーリー」とリリースを重ねてきました。このシネマアクティブの特徴に演技力完全無視・ルックス重視で選んだとしか思えないアイドル風味のナオンちゃんで主演ないしその近隣を固め、その外堀をあまりメジャーではないけれど普通の俳優で固めた布陣とゆうのがあります。

当然ながらビジュアル的には良くなるものの、演技もへったくれもない布陣中枢機能によりいくら良いシナリオであってもその実現が困難を極めたり、そもそもシナリオが三文だったりして、結局の所、最悪とはいかなくてもあまり良い評価を得るに至らなかった。

そんな事情から気にはなっていたんだけど、そういえばここのところエッチなゲームばかりだったような・・・とゆうあまり気づきたくない事実もあって免罪符ではないですが、まぁそんな理由で本作を購入したって訳。

さてそんな本作、THE FEARはマップ移動型のアドベンチャーゲームです。
道中でプレイヤー扮する主人公のとった行動でエンディングが変わるっぽい風味ですが、さっそくレッツプレイ!

車内の映像。
どうやらテレビのバラエティー番組のロケに向かう車内のようです。キャスト布陣を見ますにシネマアクティブにありがちな感じ満載で、またかよ!なんてな不安な気持ちが一瞬よぎりますが、まだ始まって2分くらいですし気にしないことにします。

戻りまして。このロケ地というのが、山奥にある、昭和後期に立てられたロシア公館の建物だったと言われるところでして、その昔に公館職員全員が惨殺に遭ったといういわくつきの心霊スポットです。そこへ行って心霊番組を撮影しようとゆう事のようですが・・・あのー思ったままを言わせて頂いてよろしいでしょうか?どうして人里通わぬ山奥にそんなロシアの公館が建立されるのか?それだけでものすごく胡散臭い雰囲気濃厚です。
そのへんはいかにもチープなバラエティー番組とゆう演出なのかもしれませんし、あまり気にせず進みます。

そんな状況説明満載のオープニングが終わる頃に目的地の洋館へ到着します。
到着後、撮影に備え三々五々に散ってゆくスタッフ達。プレイヤーはどうなるのかと思っていますと、いきなりカメラマンに任命されました。つまり、カメラマン視点からの映像をゲーム画面に見立ててしまおうって訳です。試しに移動してみますと、通路を進む映像がカメラマン目線で展開されて、なんだかブレアウィチみたいでカッコイイです。

この移動モードですが結構芸が細かくて例えば立ち話をしている人がいる場合はその人がいる映像になります。これは人物を立たせたまま移動モードの映像を撮影したものですが、位置や距離感がよく出ていて、おそらく全編にわたって撮影するのは大変だっただろうけれどそれだけの価値はあった感じかな。いわゆるありがちなマップだけが表示されている普通のゲームとはその等身大感覚で別次元のアメニティを確保しているかな、と。まぁそんなカッコ良さなのです。

移動するだけでも映像が面白いのでうろうろしていると、メイク室にいる女の子を撮ってこいと怒られましたので、渋々メイクルームのある2階へと赴きます。メイクルームで一通りナオンちゃん達と会話をしながら和んだ後、霊感にあてられたのか洋館の到着と同時に倒れたヒロインとおぼしきナオンちゃん「福井 裕佳梨」殿のところへ赴きます。と、確かにご就寝あそばされておられるご様子。・・・おや?・・・ぎゃわー、裕佳梨殿の身体から白い物体がーッ!・・・まさか、まさか昇天されてお亡くなりに・・・?

などと悲嘆にくれたところ、どうやら幽体離脱だったご様子で、生きておいででした、ふー良かった。
良くありません。1ビットたりともいいわきゃありません。だいたいですね、狙って幽体離脱できるだけでも相当なものですが、離脱したあげくに主人公のカメラに未来の出来事が見えるとゆうフラッシュバック機能をつけてしまうのは、いくらなんでも霊感が強いので・・・で済む問題ではなく、これはもうヒロインとしての責任問題とみた。そりゃもう問責決議案が全会一致で可決される見込みなのじゃよ?

そんなヒロインへの猜疑心が全開でほとばしっていたその時。
いきなり窓の外を何かが落ちていった、あれはプロデューサーの奥山さんだ!などと玄関がが騒がしいので、じゃあってんで様子を見に外へ出ようとしますと・・・ゴゴゴゴ・・・という地響きとともに

ガシャーン!ガシャーン!ガシャーン!ガシャーン!

と入り口という入り口、窓という窓が塞がってしまい、出るに出られない状況に。ってゆうかあのーここは刑務所か軍事的防衛拠点か何かですカ?少なくともロシアの公館にこんな機能は必要ないと思いますがもしー?いくら非現実的な光景を描いてなんぼのホラー作品とはいっても、さすがにちとやりすぎの事例だと言わざるをえませんが・・・。

ヒロインといい、公館といい、あまりに胡散臭い設定におもわずプレイを中断しそうになってしまいますが、このアタマワリー系の展開を開きなおって楽しむことにしました。ってゆうか間違ってこの後ガンパレードマーチなどをプレイしようものなら、絶っ対に本作をプレイする機会は永遠にないのは間違いありません。さすがに7000円も捻出したゲームを一期一会にしたくはありません。

とにかく押せども引けども叩けどもどうにもならないようなので、そこいらをぶらぶらとしておりますと、音楽室から何故か音楽が聞こえてまいります、やっとフラグが立ったか・・・やれやれだぜ。などと現場に急行します。スタッフのみなさんと合流して一緒に音楽室に押し入りますと、そこには先ほど死んだはずの奥山プロデューサーの遺体が磔に!

いったいどうなっておるのじゃよー?と思っておりますと、「救済を得るために過ちを犯すべし」などとロボコンのロビーナちゃんが・・・なんちて加藤夏希殿でしたっけ?まぁその夏希殿が黙示録の一節を読み上げ、これは第1のラッパに見立てた殺人であると解説してくださいます。
ロシアの公館にキリスト教と、ロシア正教もへったくれもない強引極まりない展開に、もうどうでもいいや・・・と投げやりになったボクちんは命名しました。ロビーナちゃん、と。その後夏希殿の出番のたびにロビーナ、ロビーナとやけにうるさいボクちんがいた事は秘密ったら秘密ですだ。

この後も黙示録なぞらえての連続殺人が起こるのですが、それは本編をプレイしていただくとしまして、いつもならこのあたりで総評を・・・となる筈ですが、今回はその禁を破らせて頂きます。もちろん最大のタブーである、犯人は誰か?を書くとゆう事はしませんが、これだけは、これだけは上訴させていただきます!

人間は・・・人間は低周波を浴びたくらいで凶暴化して怪物になったりはしませんッ!!

ええ、こんな恐ろしくいい加減なシナリオ上のギミックはボクちんは初めて体験しました。確かに、いままでこのかた納得できないシナリオギミックは数え切れないほど体験しましたが、こんな現実味のある物語でこれはないと思います。
そんな低周波でどうにかなるくらいなら、様々な長波が入り乱れる海中に入っている海水浴客が全員怪物化してしまうぞなもし?そりゃもう大騒ぎさ!

・・・いえ・・・これはまだいいのです。欺瞞を総動員して「特殊な」低周波だと割り切ることも出来なくはないのかもしれません。
しかし。しかしです、凶暴化して怪物になったその顔が・・・顔が・・・

ププっ

プッ

プレッ

プレデターーッッ!!!

なのは、絶対に納得したくありません。冗談だと思ったそこのアナタ、プレイしてそのプレデター友情出演っぷりに腰を抜かすがいいさ!ってゆうか、ボクちん本気で一瞬意識が遠のきました・・・。それを・・・それを、サブヒロイン全員がかわるがわるプレデター化して・・・うううーーーッ!!(号泣)。

あーあー、何やら取り乱しておりますが。
THE FEARはある意味純粋なゲームファン向けのゲームというよりは、ヒロイン達のファン層向けのファンディスクと言えなくもないと思います。しかし、この扱いはかなりまずいような気がするのはボクちんだけでしょうカ?

あとですね、クリアするとおまけモードとして、今まで見たムービーカットが見られるようになるのですが、お、奥山さんが死んでる!だの、みんな死んじゃうのよ!(号泣)だの、血まみれの死体が落ちてきたりだののカット満載でさらに気分が荒涼としてゆきます。た、助けて、ママン・・・。

美術的な演出は悪くありません。家を丸々一軒セットとして入念に美術的装飾を行ったり、移動画面やズームインのスムーズなカット割りなど、かなりお金のかかった撮影だって事は素人のボクちんにだって分かります。
それをDVD4枚組という大ボリュームでリリースした事といい、これなら標準価格が7800円と割高になるのも納得できるというものです。

本来ならそう締めくくられるべきだったこのレビューは、シナリオのあまりの破綻っぷりにまったく台無しになってしまいました。そしてさらにプレデターに拍車をかけられて木っ端みじんとゆうべきでしょうか?

はっきり言って、オススメはできません。が、別の意味の怖いもの見たさで購入するなら話は別です。そんなチャレンジャーをボクちんは応援します。
そんな訳で怖い思いをするつもりが、別の意味で怖い体験をする事になったボクちんのレビューをしめさせていただきます。

そこのアナタはチャレンジャーですか?

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どつぼちゃん

Review  

どつぼちゃん
風水は地球を救う
 



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package
Playstation 

ユニバース開発
¥4,800

Oct.6.2000

number #10

どつぼちゃん。
この物語は運勢と努力で最悪の運命を克服した女性の物語である。

なーんて格好つけていると、名前からしてどうせクソゲーでしょとか鼻で笑われるのがオチのようですが、それはこのレビューを読み終わってからにして欲しいんだよね。
って事でさっそく行ってみたい。

さっそくだけど、ボクちんがゲームに求める一番の条件は体験した事のない経験をさせてくれるとゆう事です。
具体的にいろいろ挙げてみると、撃って避けるシューティングの醍醐味を教えてくれた「スペースインベーダー」、シナリオを付加する事でRPGを親しみやすい形で紹介した「ドラゴンクエスト」、甘酸っぱい高校生生活が体験できる「ときめきメモリアル」、アニメ脱衣麻雀の開祖「スーパーリアル麻雀P2」等々色々が個人差こそあれ、あるんじゃないかと思う。
こういった初体験はこうして長年ゲームをプレイしていると実に想い出深いし、貴重だった。今ではさすがにエポックメイキングなゲームは少なくなったけれど、やはり心のどこかで、また初体験したいよね。と思っているこの気持ちがせっせとゲームを買い漁ってしまう原動力になっているのかなと思う訳。

しかしゲームはもはや定量的なビジネス手法が定着するほど、計算し尽くされてきていて自由奔放な発想が具現化しにくくなっているし、それはシリーズ物の続編、リメイク、ベスト版での再リリースが多いことでも見て取れるよね。
利潤を追求するのが企業の役目とはいえ、プレイする方としてはいつか見たような・・・なんてな既視感に捕らわれることも多くて、年々ドキドキ感が目減りしているような気がしていたんだよね。

ところが、そんな常識を完全にスルーしたかのようなゲームが久しぶりに登場しました。初めて週刊ファミ通に掲載されているのを発見した瞬間、ゲーマーとしての血液が沸騰するのを禁じ得ませんでした。いや、ホンツ震えました。
それが今回紹介する「どつぼちゃん」なのです。

何よりもまず驚かされるのはキャラクターデザイン。
綾小路どつぼの育った綾小路家は没落貴族とゆう設定ですが、それにしてもこの音楽室でお馴染みのバッハさんよろしくなデザインはここ最近なかった・・・いや、過去にも見たことがありません。まさかこのご時世にこんなアナクロや悪趣味を軽々と跳躍してしまったキャラクターデザインにお目にかかれるとは思いませんでした。
こ、これは、現在のキャラゲーに対するメタ批判なのでしょうカ?

さらに設定がそんじょそこいらのゲームとは一味も二味も違っています。
綾小路家は元は貴族だった訳ですが、どつぼちゃんのお婆さんが風水的に最悪の立地条件で家を建立されたせいで、没落してしまいました。その条件とはT字路の(以下長いので略)とゆう事で風水的には考えられる限り最悪らしいのですが、ボクちんには良く分かりません。てゆうか、本作を監修している風水師の泉心先生ですが、今まで神事で金銭を稼ぐ事を良しとしていなかったお方が、何故どつぼちゃんの監修をされているのかが気になって仕方がありません。余計なお世話かと思いますが泉心先生に一体何が!?と勘ぐらずにはいられません。

それはさておき、そんな風水的に最悪の状況で育ってきた運勢最悪の女性、どつぼちゃんですが、何の間違いかようやく結婚へのパスポートを手にしました。そうです、今日は晴れの結婚式なのです。とは言ってもそこはどつぼちゃんですからして、すんなりと結婚などできよう筈もなく、艱難辛苦がどつぼちゃんを襲います。不幸に見舞われるどつぼちゃんを風水パワーを駆使して救うのが本作の目的です。

あまりのセンスオブワンダーっぷりに思わず悪寒武者震いを禁じ得ませんでした。
今までのゲームでも風水物はありましたよね。「クーロンズ・ゲート-九龍風水傳-」とか。何やら厭な雰囲気が漂ってきそうなイワクツキの作品でしたが、どつぼちゃんにはそれ以上に厭な何かを感じます。それは間違いなくゲーム史上最悪の風水のある風景に違いありません。

ってことで、何度も延期された発売日をものともせず、レッツプレイ!

なんちてオープニングが表示されるまでに、いつになく慎重になったボクちんはマニュアルなど読んでおりましたら、いきなしCDのシーク音がして、おや?と思っておりますと、何とオープニングムービーが再生され始めました。
オーゥイッツミラクー!
まさかムービーが入っているなどとゆう事を1ビットたりとも期待していなかった上に、主題歌まであるらしいとゆう事で思わずガッツポーズで喜びました・・・が、陰々鬱々しみじみと歌い上げられる、恨み辛み節の主題歌に一瞬喜んだ顔が引きつった事は言うまでもありません。
もとより覚悟はありました。何せあの「クーロンズ・ゲート」を超えそうな予感がありましたし、あのキャラクターデザインですから、ゆめゆめ油断していた訳ではありませんが、それでも予想を遙かに超えたこの先制攻撃はかなり痛いです。

いきなし手負いの獣みたくなってしまったボクちんですが、プレイを始めてみるとどつぼちゃんが結婚式のすがすがしい朝を迎えられているご様子にホッと一安心しました。
フルボイスではありませんが、キャラクターに似合わない可憐で、かつ通りの良いキャラクターボイスで、服飾の悪趣味さとは裏腹に結構可愛いなとゆうのが第一印象です。

などと好意を確認している暇もなく、いきなり災厄が降って涌いてきました。その名も「便意」。
さっそくトイレへ赴きますがちょうど断水の真っ最中で、仕方なく近くの公園のトイレへまっしぐら・・・

ち ょ っ と 待 っ た !!

ヅバーン!と壁を突き抜けて、正体不明の奇々怪々な生物がアニメーションしながら大写しになられるご様子に圧倒され、固唾を呑む事すら叶わず、しばらく茫然自失してしまいました。
ハッと我に返って、マニュアルを漁ってみますと、この奇々怪々な生物はバイオハザードで生まれた奇形生物・・・ではなく、「風ちゃん」とか命名された風水の神様とゆう設定らしいのですが、ほとんど嫌がらせ寸前の命名・デザインだけに魔法騎士レイアースの緑の人のファンに見つかったら3ミリ秒で粛正されそうなイキオイでしてボクちんちょっとハラハラしております。ま、ボクちんは青い人LOVEなので緑の人の事は他人事モードなんですがー(問題発言モード発動中)。

てゆうか、ちょっと待った!!じゃねぇですよ。
お巡りさーん、保健所職員のみなさーん!器物損壊、不法侵入の怪しい生物がいるので捕獲してくださーい!!ってなもんですよ・・・。
しかもこの生物、こちとら一刻一秒を争っているのに、「風水の基本をチェック!」とかぬかして、いきなりクイズ問題の解答を強要しやがります。どうやらこのクイズ結果の良し悪しで次のミニゲームの難易度が決定されるようで、はっきし言ってそのままトイレに走った方がいいと思いますが、そんな事ゆうとゲームになりませんので仕方なくクイズに付き合うことにしますが・・・全然判りません。てゆうか普通の人は風水の知識ナッシングだと思った。

結局5問中2問正解でミニゲームに突入です。その名も「トイレを目指せ! ~冷や汗の彼方に~」
・・・。
・・・・・・。予想していなかった訳ではありませんが、トイレに駆け込むのがミニゲームになっているようです。どうやら地域一帯が断水に陥っていたようで、我慢メーターの安全圏を見極めて走る/歩くを使い分けながら、並いる地域住民を抜き去り一番にゴールインしなくてはなりません。
そこまではまだ無理矢理納得できるのですが、我慢メーターがマズイ事になると、顔が真っ赤に染まり、へっぴり腰になってスピードダウンする、その妙なリアル感はどうにかならないものでしょうか・・・仮にも一応ヒロインですし。

そうやって走っておりますと、やはり先程の風水クイズの結果が悪かったのでしょうか、どうにも順位を上げられません。このままでは漏れて、漏れてしまうー!助けてー、コ・ロ・サ・レ・ル・ー・ッ!!と思った瞬間漏れました。画面に大きく「も、もれたー」のロゴ付きで。
よしんばロゴ付きである所はスルーしておくにしても、効果音付きの演出はもはやヒロインとして著しいデフレかつブラックマンデーを引き起こしておられ・・・いや、もう人としてゲシュタルト崩壊すらされていらっしゃるご様子に、ボクちんまたしても茫然自失。
何といいますか、ある意味まんぼう小屋*のゲームを超えているような気がするのはボクちんだけでしょうか・・・?

それからもどつぼちゃんの苦難は続きます。
結婚指輪がなくなりそうになったり、ゴミ分別をさせられたり、ストーカーにつきまとわれたり、電車を緊急停止させるハメに陥ったり、地震が起こったり、結婚式場に着いたら着いたで、新郎を捜したり、怪獣が現れたりと、思いつく限りこれでもか、これでもかと災難が降りかかってきます。

しかし、どつぼちゃんはめげません。
どうしても結婚して新郎(只野一郎とかゆう適当な名前でいらっしゃいます)と幸せになるんだとゆうその情熱は凄いものがあります。怪獣が向かってきているのに結婚式を放棄しないどつぼちゃんに、思わずボクちんも感動してしまいました。
いろいろとマイナスポイントはある、ってゆうかマイナスポイントまみれとゆう気もしますが、このひたむきさはかなりイイんじゃないかと思うし、これは今までになかったヒロイン像なんじゃないかって思う訳。

また随所に見られる、「太陽くん・・・」「由美ちゃん・・・」のシーンで有無を言わせぬ排他的ラブラブ空間を生成していた、かの恋愛コメディ漫画「キックオフ」にも匹敵するラブラブっぷりに、ミニゲームのいささか壮絶な内容の間隙をぬって心温まれます。
ミニゲームもよく考えてみると厭な風味満載なのですが、意外にしっかり作っているのと思わず笑ってミスしてしまうくらい笑いの要素がまんべんなくちりばめられていて、結構楽しめました。

てことで、特に面白かったミニゲームを挙げてみると。

誓いの違いの言葉
いよいよ誓いの言葉の宣誓です。しかし、疲労困憊で神父さんの声が突然出なくなりました。そこでどつぼちゃんの父親が神父役をかって出るのですが、神父経験などなかったからさぁ大変。3つのキーワードで構成される誓いの言葉をルーレットで選びながら正解を的中させる訳ですが、うっかりすると「新婦どつぼは、年齢3歳 体重43tで、 闘魂である事に偽りがない 事を誓いますか?」などとゆうギャフン級の誓いの言葉を連発します。
もちろん、どつぼちゃんは「誓います」としか言えませんともさ。
ケンカでギャフン!
新郎を大金持ちと勘違いし、略奪結婚をもくろむ女性が式場に乱入します。
これを口喧嘩で撃退するのですが、あまりの罵詈雑言っぷりにヒロインの威厳も何もあったものではありません。下ネタも満載で子供にプレイさせてはいけないような気分に浸れます。

そして極めつけは最終面のコレ。

地球を救え、どつぼちゃん
今までも地震や怪獣などをやり過ごした強者のどつぼちゃんですが、今度は絶体絶命の大ピンチ!それもその筈、何と巨大な隕石が地球の衝突ルートをばっちしトレースしながらやってきているから!ズイマーです、いや倒置している場合ですらないくらいマズイです。
このままでは結婚式どころではありません。てゆうか地球消滅のピンチです。
群衆が逃げまどう中、しかしどつぼちゃんは怯みません。超巨大な隕石に向かって投石で対抗します!・・・と、投石ですカ・・・?
今思うと風水の騒ぎどころでもないような気もしますが、今までの風水を使った健闘っぷりに、言うなれば風水戦士のような既視感を抱いていたボクちんはその時どつぼちゃん、その人と精神的にフュージョンしていたのかもしれません。
小石を拾っては投げ、拾っては投げ、間にさりげなく必殺ショットを含ませながら、たった独りで闘うどつぼちゃん。それをわざわざ実況する結婚式場の司会者も偉いです。アナタ、プロの中のプロですよ。
そして。そしてどつぼちゃんは世界を救い、(無事も何もないような気もしますが)無事に結婚を果たしました。

めでたしめでたし。

なんちて、かいつまんでみましたが、ミニゲームはいろいろと面白いし、ストーリー展開の破天荒さもドキドキものだし、逆境の中で頑張るどつぼちゃんのひたむきさはまさに島本和彦もかくや、とゆう感じです。

最初はボクちんもクソゲーのレビューが書けますよ、げへへへ。などと邪悪な気分でプレイし始めた訳ですが、終わってみると実に満足感に満ち溢れているボクちんがいたって訳で、確かにカルト作品だとは思うけれど、この面白さは他では絶対に味わえません。
古今東西、結婚をネタにした作品はさまざまなメディアで展開されてきましたが、どつぼちゃんに類するものは見たことも聞いたこともありません。
価格も4800円と安いし、もう少しの思い切りがあれば購入できる値段ですから、クソゲーマニア、カルトゲーマニアに限らず、すべからくすべてのゲームを愛する人にプレイして欲しいと思う訳。

ちなみにオールクリアすると、プレイ内容から運勢チャートが表示されます。で、ボクちんはこんな感じでした。

運勢チャート

ゲームも楽しめるし、風水には詳しくなるし、どつぼちゃんはマジマジでお薦めだと思った。って事で。(万が一、肌に合わないときは、かかりつけのお医者様に見てもらうと変人扱いされるので要注意だぞ)

購入した・しそうな方へ。
件のミニゲームは全20種類も用意されているのですが、難易度が結構高いです。
とゆうのも操作説明が少々舌足らずで分かりにくいところがあるからです。
ホントは各面攻略を入れようかと思いましたが、そこまでする程でもないので、もし行き詰まったらBBSででもチクって頂ければ攻略方法をお教えします

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