- 2012-09-29 (土) 16:05
- Android
国際版のGalaxy S3を購入して、はや2か月以上が経ち、性能の高さには満足して使っていたのですが、どうも充電がいけない。
Twitterでも、充電がおかしいとたびたびグチっていましたが、いよいよ致命的になってきたため、意を決してドコモ版のGalaxy S3、SC-06Dを購入した、という顛末。
充電がおかしいというのは
- 充電中もバッテリーが減っていく(充電ランプは点灯しているのに)
- AC充電、USB充電いずれでも発生
- たまに充電されることもある
という症状があったからで、まったく使えなくはないものの、長時間の使用に耐えません。
しかも、1月経ち、2月経ち、だんだんと充電されない時間が増えていき、ついにはこのような状態になってしまいました。

ROM、RADIO、アプリKillなど、どのような条件でも変わらず、胡散臭い大容量バッテリーでも症状が変わらなかったため、本体の問題のようです。
それでも、だましだまし使っていましたが、いよいよ致命的に充電できなくなったため、後継機の選定に入りました。
後継機は何にする?
あと2か月先だったら、間違いなくOptimus Gです。
国際版Galaxy S3の泣き所は、やはりRAMが少ないことに尽きます。
1GBという容量は、一見大容量に見えますが、さにあらず。Android 4.1(通称Jerry Beans)では足りなくなってきます。
4.1を使ったことのある人は一部かもしれませんが、これは間違いなく本命のOSになるでしょう。
4.0とは、サクサク感が別次元な上に、パワフルなハードウェアが活きてきますからね。
しかし、Android 4.1は、さらにメモリを必要としてしまい、1GBのGalaxy S3はユーザー領域が780MBしかなく、4.1をインストールすると、RAM残量が100~150MBしかなくなってしまいます。正直、足りません。
そうなると、1GBより多くのRAM搭載端末が狙い目ですが、現行機ではGalaxy S3の一部モデルしかありません。
もしも2か月先だったら、間違いなくOptimus Gで決定ですが。
Galaxy S3の2GB搭載モデルといっても、色々あります。
ドコモ版はもちろん、変わり種で韓国キャリア版という選択肢もあります。
ドコモ版は保証などを考えると魅力ですが、大して良くないXi強制で、利用料金も1000円/月ほど上がってしまいます。
韓国キャリア版は発熱の少ないExynos 4のQuadコアが搭載されますが、日本国内では利用周波数帯が違うためLTEは使えません。今まで通り3Gですが、月々の利用料金は増えまないのも魅力です。ただ、現在は4.1のROMが存在しないのと、XDA Developersを見るとメンテナーも少なそう。
結局、Android 4.1+root環境の作りやすさで、ドコモ版をチョイス。10年ぶりくらいにドコモ民となりました。
割引と、抱き合わせと
最寄りのドコモショップと、ヨドバシカメラで価格を確認し、安かったヨドバシカメラで購入。
結果的には、かなり安く買えたのですが、抱き合わせが強烈です。実に10種類もの(不要な)サービスが抱き合わせという恐ろしい商売をなさっておいででした。
費用内訳は次の通り。
項目 | 価格 |
Galaxy S3 SC-06D 本体 | 74,550 |
タイプXi にねん | 780 |
パケホーダイ フラット | 2,100 |
SPモード | 315 |
Xi カケホーダイ | 700 |
iチャネル | 0(150) |
ドコモ地図ナビ | 0(315) |
オプションパック | 0(420) |
ドコモドライブネット | 0(315) |
ワイヤレスゲート | 380 |
iコンシェル | 0(105) |
VIDEOストア | 525 |
ケータイ保証お届けサービス | 0(399) |
あんしん遠隔サポート | 126 |
事務手数料 | 2,100 |
月々割 | -3,465 |
本体 頭金分割引 | -3,150 |
MNPキャンペーン | -30,000 |
10%ポイント | -4,091 |
合計 | 40,870 |
赤字部分は、ヨドバシカメラの強制加入条件です。括弧書きは初月無料などの期間を超えた際の価格ですが、契約の翌日に解約したので、ゼロ円としています。
10%ポイントは、10%還元の実質値引き率9.1%で計算しています。
これだけの端末が40,000円少々で購入できるなら、お買い得ではないでしょうか。韓国キャリア版(LG Uplus)だと、45,000円くらいが相場ですし。
Unboxing
ドコモ版と、国際版の箱を並べてみました。右がドコモ版、左が国際版。大きさは同じです。

ドコモ版の内容物。USB充電器は国内プラグになっています。SDカードが付属していますが2GBと、国際版の4GBよりしょぼいですw

正面から見ると、ロゴ以外は違いが見られません。

裏側は、かなり違います。特にロゴ、国際版は凹凸のある造りですが、ドコモ版は印刷になっていてチープですw
ワンセグのアンテナ、FeliCaマークの違いもありますね。

メモリ2GBは素晴らしい
とりあえずブート直後のRAM使用状況。

端末情報のRAMが1,647MBなので、約1/3ほど使っている計算になります。実行中は494MBしかありませんが、キャッシュされたプロセスが、かなりあります。もしこれが国際版だったら、明らかにRAM不足ですね。
国際版でParanoidAndroidを使うと4.1環境でもギリギリ使えますが、アプリが肥大化してくると、足りなくなるでしょう。そういった意味でも、今後はRAM 1GB端末は避けておいたほうが良いでしょう。
Android 4.1 + Cortex-A15プロセッサ + RAM2GBの端末が、次の鉄板コンフィグと断言。(個人の感想ですw)
root化+4.1環境の試行錯誤は、また別のエントリーにでも。
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Comments:1
- ****** 21-07-24 (土) 11:44
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